小説の中に推理小説があります。
何らかのトラブルを題材にしていて、最終的にはトラブルの全容が分かるような仕組みになっています。
ですから間を抜かして最後の方を読めばトラブルを解決するための情報が得られるのでその本を読む意味はなくなります。
ただこれでは推理小説を読む楽しみはあまりありません。
推理小説のいいところは色々な所にあるヒントを探す楽しみがあるところでしょう。
登場人物であったり時間や場所の変化などがヒントになります。
それらのヒントをうまく組み合わせて自分なりに結末を推理し、実際の結末と同じなら楽しいですし、違っているとしてもそれも楽しいです。
推理小説はわざと情報が散らばるように書かれていますが、その他の本にも多くの情報がありそこに生活のためのヒントが隠れています。
読書を日頃からしていると何が重要なのかなどを読み取る力が付き、正しい情報が得やすくなるかもしれません。
テストの答えを文章中から探し出す訓練にもなるでしょう。